ゲランドの海塩を使った香草塩。
2017年 02月 05日
海水や海塩は古代より清めや祓いに使われてきました。
日本古来の神道としての文化風習でも清めの塩を用います。
お祓い、お清めに使われる塩は
気枯れといって元気がなくなった魂を再生させるための儀式に用いるもの。
その塩を生む海は命を生み出す源。
塩はその生命を支える強い霊力を持つといわれています。
地球における海の割合は70% ...。人体も70%が水分 ...。
満潮時には出生数があがり干潮時には息を引き取りやすい
といわれるように汐の満ち曳きは命の再生とも響き合うものです。
人の血液のPHは7.3前後ですが
古代の海では脊椎動物の血液と
海水の塩分濃度は程一緒だったともされています。
繰り返す波のリズムは1分間に18回 ...。
これは1分間の人の呼吸数の平均とほぼ同じともいわれ
その呼吸数の2倍は ... ほぼ人の体温とも呼応するという不思議。
そんなふうに海と人は深く関わりながら
命を繋いでいるのだということがうかがえます。
邪悪なエネルギーを断ち切る際などにも
用いると自分でも結界を張ることができるという塩。
不浄な空間をも浄化するという強いエネルギーを持つ塩です。
塩は聖書にも登場するのです。
あなたがたは、地の塩です。もし塩が塩けをなくしたら、
何によって塩けをつけるのでしょう。
もう何の役にも立たず、外に捨てられて、
人々に踏みつけられるだけです。
(新約聖書より)
この場合の塩は神の戒めを指すもの。
神の戒めに忠実に生き人の手本となるようにとの例えとなるのです。
香り豊かな香草と塩。
あなたを浄化させる儀式のように用いる...。
そんなふうに日々、香草と塩を纏うこともよいかもしれません。