家庭でのアロマ療法。
2016年 04月 13日
アトリエでの精油の使用は最小限にしています。ハーブを中心としたレッスンやセミナリオが多いこともありますが、規定量を超えないように、芳香成分は最小限とさせているためでもあります。植物の樹皮や花、木部などを凝縮した精油は、その作用が強すぎる場合もあって、小さな子には使えないこともあって、特に3歳以下は禁忌とされています。それぞれのセラピストの方の姿勢で取り組み方も違うかとは思いますが、こちらのアトリエでは必要最小限、というのが基本です。
また、それぞれの暮らし方やスタイル、好みで揃えたい精油も違ってはきます。精油といえば、なかなか高価、というイメージの方も多いのだと思いますが、特に小さな子のいるご家庭、ファミリー層の方々などでは、精油には手を出しづらい、という意識もあるかもしれません。ただ、緑のお薬箱に常備しておくと便利なものもあるので参考にしていただければと思います。
ラベンダー:
年齢に関係なく使え、唯一直接肌に塗ることができるので、虫刺されの際などには
お薬ほどではないもののかゆみの緩和などに便利です。軽いやけど、傷ケアー、
殺菌に使えます。精神安定のセロトニンを誘発する効果も。
ペパーミント:
自然な解熱効果と逆に温める作用があります。殺菌作用があるので、ルームスプ
レーとしても利用できます。
ローズウッド:
ママの精神安定にも。細胞再生作用もあるので、敏感肌、炎症肌用などに手作り
クリームにも利用できます。
ユーカリ:
何種類かありますが、radiata は冷却性が著しくカンファー臭が強いことでも有名
です。空気の浄化作用があるので、お部屋の籠った空気の浄化にも便利です。
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それぞれに数種のものがあったりもしますので、お好みで選ぶことをおすすめします。上記のものに殺菌作用の強いティートリーを加えることもあります。ただ、好き、という直観はあなたに必要なものの証。またホメオパシーと併用できないものもありますので、ご購入の際にアロマショップのスタッフの方に確認をしながら、お買い求めされるのがよいと思います。自然素材ですので、化学成分とは違って、分子も小さく、脳や肌への吸収も良いですし、何よりも香りは精神安定にも作用します。それぞれに花、木部、葉などを抽出して圧縮したものが精油。ただ、家庭での利用はより安全なものを少量ずつ。けっして無理をすることのないアロマ生活をお楽しみいただければと思います。